銀星石のブログ

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銀星石のエッセイブログ

カテゴリ:PSU考察( 164 )

 メインキャラクターの一人である、ユート・ユン・ユンカースはカーシュ族の少年であるという設定です。とはいえ、第五の種族としてカーシュ族が存在するわけではなく、モトゥブで生活する部族という人たちです。

 ユートはニューマンのカーシュ族であり、彼の言葉から、異なる種族が共同生活を行なっていることがわかります。劇中に登場するカーシュ族はユートのみですが、どうやらキャストのカーシュ族すらも存在するようです。

 カーシュ族は文明的な生活から離れて、自然と一体となった生活を送っているという設定ではありますが、機械人類であるキャストを家族として向かいいれていることから、科学文明そのものを完全に拒絶しているわけではないようです。あるいは自然との親和性が非常に高い独自の科学技術を持っているとも考えられます。それらしい描写が劇中にありました。

 さらに、ミラージュブラストがカーシュ族伝来の技術であったり、新しい血を向かい入れる公用語を勉強していたりと、外界とはある程度交流していることは間違いないありません。

 そもそも、モトゥブで生活しているという事実がある以上、カーシュ族は初めから自然と一体となった生活を送っているわけではなく、文明から自然へと回帰した者達が集まって出来た部族であると考えられます。

 グラールの歴史設定では、旧文明崩壊直後はパルムのみでしか人類はおらず、科学技術の発達によってニューデイズやモトゥブに生活圏を広げていっているのです。

 さて、ここで気になるのは、『カーシュ族の始祖はヒューマンであり現在は四種族が全て部族内にいる』という、ゲーム内用語辞典の記述です。一つの部族として認知されており、独自の宗教観を持っていることから、ある程度の歴史を持っていることは確実でしょう。

 ならば、いつごろからモトゥブでヒューマンが自然の中で生活するようになり、なぜ文明を捨てた生活を望むようになったのかが気になります。

 考えられる理由はいくつかあります。一つは種族間戦争に嫌気がさしたヒューマンたちが文明から離れた。ユートが種族間戦争のことを知らなかったので、カーシュ族は戦争から完全に離れていたのか、あるいは忌み嫌ってそういった歴史を伝えていないのでしょう。

 もう一つ考えられるのは、ビーストが生み出される前に奴隷としてモトゥブにつれてこられたヒューマンが逃げ出して自然の中で生活するようになったというとです。

 最後の可能性として、モトゥブに追放されたヒューマンの犯罪者がカーシュ族の元になったというものですが、犯罪者が独自の文化を形成するようになるまで、集団生活を維持できるとは思えないので、これはありえないといって良いほど低い可能性でしょう。
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by ginseiseki | 2009-12-10 10:22 | PSU考察
 PSPo2のストーリーモードをグッドエンディングでクリアーしたので、そろそろPSPo2を元にした本格的な世界観考察をはじめたいと思います。

 まずはじめは、発売前から気になっていた資源枯渇問題の詳細についてです。発売前の考察では、どの資源が枯渇しているのか。また、なぜ資源枯渇問題の解決方法が亜空間航行による移民なのかという点を私は注目してきました。

 そして、PSPo2ストーリーを全て見てきたわけですが、結局最後まで資源枯渇問題の詳細が劇中で詳しく描写されることはありませんでした。どうやら、資源枯渇問題という設定は、グラールの人類が亜空間航行技術を研究するための動機付けのためによるもので、製作者はそれ以上のことを深く考えて無かったようです。

 しかし、それと同時に発売前のプロモーションビデオで語られた、『亜空間航行を完成させて移民する』という言葉も劇中には出てきませんでした。マイルームのビジフォンで見ることが出来る用語辞典の『亜空間理論』の項目に『資源のある惑星への道を繋ぐ』と書かれている程度です。

 ともかく移民という単語が劇中で大きく取り扱われていない以上、亜空間理論による資源枯渇問題の解決方法は、『外宇宙にある資源の豊富な惑星から資源を持ってくる、あるいは小惑星を資源採掘用衛星として持ってくる』と私は解釈します。
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by ginseiseki | 2009-12-09 09:38 | PSU考察
 注)このブログ記事にはPSPo2ストーリーのネタバレが若干含まれています。

続きを読む(ネタバレ注意)
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by ginseiseki | 2009-12-05 10:27 | PSU考察
 空間制御能力を有するAフォトンを活用した収納装置という、一言で表すならば四次元ポケットであるのがナノトランサーです。そのナトランサーの積載容量はゲーム上では60個となっています。

 EP1のNPCの中にはイーサンの持っているナノトランサーを指して、「ガーディアンズのは容量が多くて羨ましい」と言う人物がいることから、おそらくモデルによって収納できる容量は異なると思われます。

 PSPo2のビジフォンには用語辞典機能があり、新規参入のプレイヤーが世界観を理解するのを手助けしているのですが、その用語辞典の「ナノトランス」の項目に興味深い一文がありました。

『現代科学による歪曲空間のサイズは、4m四方の物体を収納する空間を作り出すのが限界である』
SEGA ファンタシースターポータブル2より

 つまり、どんなに高性能なナノトランサーであっても、収納できるのは4立方メートルの空間内までと言う事です。ただし、EP3で暗黒惑星リュクロスがナノトランスしたことから、あくまで「グラールの現代科学の限界」なのでしょう。

 この記述を見たとき、実はちょっとショックだったのですよね。依然私の書いた書いた二次創作小説のSideYou第7話で、敵役がアダーナ・デガーナを大型のナノトランサーから取り出すシーンがあるのです。アダーナ・デガーナはどう見ても4m四方には収まらないサイズ。まぁPSPo2以前の知識で書いたのですから仕方ないといえば仕方ないですが。
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by ginseiseki | 2009-11-19 20:03 | PSU考察
 現実世界で国際競技における人種ごとの能力差が選手にとって大きな壁となっています。なので、特定の能力に特化して人為的に生み出された人種が存在するグラール太陽系でスポーツ競技をおこうなう場合、その種族ごとの能力差が非常に大きくなると私は考えています。

 テクニックの技術を競うスポーツがあるならば当然ニューマンが優勢でしょうし、グラールに野球やサッカーがあるとしたら、ビーストやキャストばかりのチームになるでしょう。

 となるとグラールのスポーツ界で最も不利なのはヒューマンですね。身体能力とテクニック技術を同時に競うトライアスロンのようなスポーツでない限り、ヒューマンが活躍することはなさそう。

 余談ですが、キャストのみのスポーツ競技って完全に「疾風!アイアンリーガー」ですよね。

 ただ、キャストがスポーツ競技の置いて非常に有利なのは確かでしょうが、肝心のキャスト自身がスポーツ選手になろうとするかは非常に難しいかもしれませんね。PSPoにてヴィヴィアンがガーディアンズになることを予定されて生み出されたあたり、キャストは生まれた時から職業が確定してる可能性が非常に高い。

 となると元から従事している仕事を辞めてまでスポーツに対する情熱をキャストが持つか、それこそアイアンリーガーのようにスポーツ選手として生み出されたキャストでない限り、スポーツ選手のキャストはいないのかもしれません。
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by ginseiseki | 2009-11-11 19:03 | PSU考察
 一見、なんの接点もないように思えるドラえもんとキャストですが、よくよく考えてみると両者はじつに共通した部分を持っています。

共通点その1.食事を取るロボット
 ドラえもんはドラ焼きが大好物であり、劇中でも食事を取っているシーンは多く見受けられます。一方キャストのほうも、食事シーンこそありませんが、キャストが好むという設定をもつペロリーメイトという食品が存在しています。

共通点その2.感情がある
 野比のび太とドラえもんの間には明確な友情があると劇中で描写されています。キャストのほうもEP1のNPCで結婚を考えているキャストがいましたし、PSPoのノルフェも母性愛らしき感情を見せていました。ネーブにいたってはスケベ心すら持ち合わせています。

共通点その3.不思議なポッケを持っている
 ドラえもんはどんなものも収納することが出来る四次元ポケットを持ち、キャストは(グラールの住民が普遍的に持っていますが)ナノトランサーがあります。違うとすれば秘密道具の有無くらいです。「サンズヒケン~」(CV大山のぶ代)と武器を出すキャストをイメージすると非常にシュールですね。

 このようにドラえもんとキャストにはいくつかの共通点があります。ドラえもんは人間の友人として、キャストは人類の一種族として存在しているわけですが、どちらも無感情・無表情という等身大人型ロボットのステレオタイプとは異なるキャラクター性を持っています。両者は限りなく生身の人間と同様の生活を送っているわけですから、人型ロボットに感情が宿るというのは生身の人間と共同生活を送るということがポイントなのかもしれません。
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by ginseiseki | 2009-10-30 19:36 | PSU考察
 普通のRPGにおいてレベルの概念を現実主義的に語るのは野暮でしかないのですが、ことPSUの世界観ではレベルの概念を語ることが可能であると私は考えています。

 注目は「フォトンは人の精神エネルギーに感応し、同じリアクターでも初心者と熟練者で出力が異なる」という設定。この初心者と熟練者というのがポイントで、PSUの世界観におけるレベルとは「武器や防具のフォトンリアクターの出力をどれだけ上げられるか」という度合いの目安ではないかと私は考えています。

 無論、武器にも防具にもステータスが設定されていますが、あれはどんな人間が使っても最低限発揮される性能と解釈します。

 そう考えればキャストがレベルアップできるのも納得できます。PSUにおける攻撃力や防御力は筋力や肉体の強度を示す数値ではなく、装備が本来持っている性能に上乗せできる数値なのです。
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by ginseiseki | 2009-10-20 16:39 | PSU考察
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 PSPo1のヒロインであるヴィヴィアンに限らず、差別主義に傾倒していた初期のカーツや、イーサンとAndYouに対してライバル心を見せたマガシ。色欲にまみれた典型的ヒヒ爺のネーブ。養子を向かえ母になる決心をしたノルフェ。任務の都合上、感情表現機能を切っていたルウを除いて、PSUに登場するキャストは実に人間味を帯びています。

 このようにキャストに人間味が強く出ているのは、生身の人間の脳とほぼ同じ機能を果たすAI(もしくはそれに類するもの)を搭載しているためだと私は解釈しています。さらに、フード系アイテムが使用できることからも、キャストは生身の人間と同じように食事が出来る可能性があります。身もフタもない言い方をすれば、キャストはドラえもんと同じともいえるでしょう。

 そこで気になったのですが、ドラえもんがのび太の部屋の押入れで寝ていたように、キャストもまた睡眠を取るのでしょうか? DC版PSOVer1の頃に角川スニーカーから発刊されたPSOの小説では、アンドロイドは1日の間で得たデータの整理のために睡眠をとるという描写がなされていました。物語自体も、登場人物の一人であるアンドロイドが悪夢を見るところから始ります。

 このPSOの小説はPSOEP3と歴史設定が大きく異なっているので、公式からはなかったことにされているものですが、個人的にはキャストもデータ整理のために睡眠をとり、またその過程で夢を見るということにしたいです。

 理詰めで考えてもキャストがデータ整理のために活動を一時的に休止するという可能性はあると思います。人間はどうでもいいことはすぐに忘れてしまいますが、機械の体を持つキャストはその”どうでもいいこと”を一つも取りこぼさずに覚えていると思います。

 当然、キャストの記憶領域はいくらあっても足りないので、記憶の取捨選択は必ず必要でしょう。ただ、それを逐一行なっていたのでは処理が遅くなる、つまりキャストにとっては思うように体が動かせなくなると思います。ならば、生身の人間と共に生活する以上、夜中に活動しても意味はないので、その時間は1日のうちに貯まったデータの整理に当てたほうが合理的であるとして、キャストは眠るということです。

ここからは追記

 コメントからの情報により、PSPo1にてキャストは夢を見ないことが分かりました。PSPo1でヴィヴィアンが夢を見てみたいという発言をするシーンがあるとのことです。ただ、睡眠の可能性はまだあると思います。睡眠事態がないと「夢を見たい」という希望を言うことは少ないと思うからです。キャストが眠らなければ、ヴィヴィアンのキャラクター性を考えると、「夢とはどういうものだろう」という疑問になるでしょうから。
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by ginseiseki | 2009-10-13 20:19 | PSU考察
 スキルや銃、テクニックを使用した際に消費するフォトンポイントは本家PSUでは各武器ごとに設定されています。しかし、PSPo2からは武器ごとにPPが設定されているのではなく、キャラクター自身に設定されるよう仕様変更されました。今回はこれを世界観考察的に考えて生きます。

 まず、操作キャラクターにPPが設定されたということは、世界観考察的に考えると、武器の使用者の体内にあるフォトンエネルギーを消費してスキル、バレット、テクニックを使用しているということになります。人間の中にフォトンがあることに関しては、フォトンが一般的なファンタジーにおける魔力に近い存在として描写されているのでさほど問題はないでしょう。

 おそらくPSPo2の世界では、空間中からフォトンを取り込むのではなく、武器使用者の体内からフォトンを取り込むタイプの新型フォトンリアクターが開発されたのではないでしょうか。この場合だと旧式の武器にあったフォトンエネルギーを取り込むバッテリーやタンクのような部品が排除され、武器使用者自身がフォトンをためるタンクの役割を果たすのだと思います。PSPo2の世界で使用されている武器は、武器自身にフォトンエネルギーは貯まっておらず、逐一使用者からエネルギーを取り出すのかもしれません。

 ちなみに、武器のフォトンリアクターが空間中からフォトンを取り込んでいるという考えは、装備中の武器のPPが自動回復することと、ナノトランサーにしまわれている(つまり通常とは異なる空間に存在する)武器は回復しないとい使用から推察しました。おそらく、ソーラーパネルで充電するようなイメージに近いでしょう。

 さらに気になることですが、なぜ”フォトンの吸収先が空間中から使用者自身”に変更されたのかと言う事です。これは普段我々がPSUをプレイするときを考えると先が見えてきます。

 例えば戦闘する際には複数の武器を持つことが当然という状況になっていますが、いちいち武器ごとにPPを補充するのは非常に面倒です。世界観考察的に考えても、戦闘中のPP補充というのは危険な時間でしょう。だから、PP補充の回数を極力減らすために、PPは武器依存ではなく使用者依存となったのではないでしょうか。
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by ginseiseki | 2009-10-04 17:16 | PSU考察
 『PSPo2における移民政策の違和感』では、資源枯渇で移民は不自然であるとしましたが、このままでは単なるネガティブ・キャンペーンとなってしまうので、別方向からのアプローチをします。つまり、”どんな資源が枯渇すれば移民せざる得ないか”と言う事です。

1.鉱物資源の枯渇
 第二次封印戦争の戦火によって、グラールの都市は大規模に破壊されたはずです。少なくとも、モトゥブのSEEDウィルスによるバイオテロ、同盟軍の暴走、Gコロニー落下によるローゼノムシティの壊滅とかなりの被害が出ています。そのため、街を復興させるために大量の鉱物や木材といった建築資材が消費されたことがうかがえます。

 しかし、鉱物資源が枯渇したのならば、移民するよりも外宇宙から鉱物資源を含んだ小惑星を持ってくれば良いですし、木材に関しても植物が異常成長しているニューデイズから持ってくれば良いはずです。そもそも、移民したらその先の土地で生活するための住居が必要となり、余計に資源を消費してしまいます。

2.食物資源の枯渇
 SEED災害の一番の問題は生物が凶暴化することですが、おそらくSEEDに侵食された家畜はどんな危険があるか分からないので食べることが出来ないと思います。しかし、それは食物を位置から育てなおせばよいことです。

 SEED汚染によって作物が育つ土地が著しく減少したという可能性も考えられますが、Gコロニーがあるように、グラール太陽系は生命体が活動できる環境を人工的に構築することが出来ます。自然の大地は無理でも、人工環境での農業は不可能とは思えません。

3.人材的資源の枯渇
 SEEDとイルミナスによって相当な死傷者が出てしまったことがうかがえるグラール太陽系ですが、人材が不足しているから移民というのは明らかにおかしい流れです。

4.フォトンエネルギーの枯渇
 一番ありそうな可能性はこれですね。むしろほかに可能性が残っていない。

 AフォトンがSEEDを引き寄せることが判明したことで、Aフォトンは使用することが出来ません。グラール太陽系の現文明がどれほど依存していたかは描写されていませんが、次世代エネルギーと期待されていたものが使用不可となったのは相当の痛手でしょう。

 だから、グラールよりもフォトンが豊富な土地を求めた。これならばEP3の第6章で集めていたキノコの存在をなかったことにすれば、資源枯渇で移民することを説明できると思います。
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by ginseiseki | 2009-09-29 16:03 | PSU考察
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