銀星石のブログ

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銀星石のエッセイブログ

不可解なストーリー

 アニメや漫画、小説に触れていると、たまに登場人物がなぜこんな行動をとったのか分からない場合があります。

 たとえばガンダムSEEDデスティニー。物語のラストでデュランダルが「人々の遺伝子にあった適材適職」を目指すデスティニープランという政策を発表し、キラ・ヤマトとその仲間はそれに反対して、オーブとプラントが戦争します。

 ここで私がわからなかったのは、なぜ主人公側がデスティニープランをとめるために戦争まで起したのかということです。デスティニープランはどう考えても、敵役の私利私欲のための政策ではなく、多くの人々が「幸福」だと感じる政策です。なぜなら自分の能力にあった職業に就かせてくれるのですから。

 ただ、デスティニープランは遺伝子にあった適職に就かせるだけなので、遺伝子に会わないという理由で、夢だった職業に就くことができない可能性があるため、その点は不幸な政策です。

 さらに、デュランダルはプラントの最高権力者なので、普通に考えればデスティニープランはプラントの政策です。つまりオーブとは無関係。デュランダルが「デスティニープランに従わない国は武力によって従わせる」と言うのならともかく、デュランダルはそのようなことは一言も言っていません。そもそも、デュランダルは物語の中で、力の支配を行なっていた地球連合を批判していたため、そんなことをしたら政治家としての信用がなくなってしまいます。

 ですから、主人公側は「オーブはデスティニープランを採用しません」とプラントに伝えるだけでいいのに、戦争を行なったということです。これでは主人公側は気に食わない他者は力で排除する乱暴者になってしまいます。

 一体主人公たちはどんな思惑でプラントと戦争をしたのか。ストーリー解説本があれば読んでみたいですね。
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by ginseiseki | 2007-10-09 08:51
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