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【ACV考察】ゾディアックについて

 ACVフロム脳記事の2回目は、オーダーミッションで戦うことになるゾディアックについてです。








ゾディアックとは何者か

 ゾディアックは「素のままの人間ごとき、小細工など不要」や「勝つために人形になったのに」と、自分たちが普通の人間ではないかのようなセリフがあります。

 過去作には(私は未プレイなのでネットで調べた情報ですが)強化人間というサイボーグ技術があり、ゾディアックたちはそれと同じか近い存在であることが伺えます。

 ゾディアックがいかにして誕生したのかは、フロム製ゲームらしく、全く言明されていませんでしたが、ある程度推理出来るセリフがあります。

 オーダーミッション76ではNo.8が「友軍はすでにいない」といっているので、彼らはどこかの軍隊に所属していたことがわかります。


アンジーとACパイロット達の違い

 ACパイロット達は一人を除いて、その人間性から特に異常を感じませんが、アンジーは作中で最も機械的なキャラクターとなっています。

 No.3が「文字通りプロジェクトに全てを捧げたってこと? 体も脳髄も、つまり心も?」と発言していることから、アンジーは他のゾディアックメンバーよりも多く機械化されているとも感じ取れます。過去作でいうところのファンタズマ計画に似たものでしょうか。

 他のメンバーはACを操作するという都合上、機械化しても人間の形を保ったままである可能性が高い。人間として振る舞える余地が残っているからこそ、彼らは人間性を保っているというのが私の考えです。

 しかし、作戦指揮官であるアンジーはACを操作する必要がなく、単に機械の中に彼女の脳髄が生体コンピュータとして入っているだけの状態かもしれません。脳髄の入れ物が人の形をしていなかったために、彼女は人間性を失ってしまったというのが私の考えです。

ゾディアックが生まれた理由

 ゾディアックの軍事的なコンセプトは、「AIよりも柔軟な思考が出来る戦闘機械」だと私は考えています。

 生身の人間を戦わせてもすぐに怪我をしたり死亡したりで、兵器としては耐久性に問題があるから、出来れば全て機械化して自動で戦わせたい。しかし、手持ちの技術では人間のような柔軟な思考が不可能だから、強化人間を作ることでAIと生身の人間の利点を両立させようとしたのかもしれません。

 特にアンジーがそのコンセプトにが強く出ているでしょう。前述したように、アンジーは非常に機械的な性格であるので、生身の人間のような突発的なトラブルで混乱したり、感情的になって判断を誤らないと同時に、AIよりもはるかに優れた柔軟的思考が可能です。

 ストーリーミッションの企業もそうですが、ACVの世界では、かつて強力な戦闘集団を産み出そうといろいろな活動が行われていたような気がします。

アンジーに残された人間性

 最期に、最期のオーダーミッションのあるシーンについての考察です。

 人間的な質問をゾディアックメンバーからされた時、アンジーは「発現の意味が不明です」と言っています。しかし、最期にNo.8から「我らが全ていなくなった時、お前はどうなる」と質問された時はいつものように返さず、無言のままでした。

 最期のゾディアックを倒した時に、アンジーは、おそらくは機密保持のために機能停止しました。

 No.8はまだ人であった頃のアンジーと親しかったような描写があります。彼に余計な心配をさせないために、かろうじて残っていた人間性が答えさせなかったのではないでしょうか。
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by ginseiseki | 2012-02-19 17:35 | ゲームエッセイ
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