銀星石のブログ

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銀星石のエッセイブログ

白銀の嫉妬

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 パラカバナ海岸。そこはパルムの貴重な観光地であり、夏になれば多くの観光客が訪れる。その中にある人組の男女がいた。
「まてよ~」
「ウフフフフ。捕まえてご覧なさ~い」
 この二人はいわゆる「恋人の追いかけっこ」を演じていた。他人の目を一切気にせず、二人は自分達だけの世界に陶酔する。それは海という開放的な場所が羞恥心を麻痺させているかのようだった。
 しかし、このカップルは知らない。これから振りかかる自分たちの運命を。
 前を走っていた女の足元にスライサーの飛刃が突き刺さる。突然の出来事に彼女は足を止める。
 女も、そして男も飛刃が飛んできた方向を見る。そこには一人のキャストの男がいた。その機械の体からはただならぬ気配が漂っていた。殺気、嫉妬、憎悪。あらゆる負の感情が集まった人の姿をした何かがそこにいた。
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「ひとーつ! 人目をはばかること無く」
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「ふたーつ! ふしだらな愚行三昧」
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「みーっつ! みだらな浮世のリア充を退治してくれよう!!」
 夏の海岸に悲鳴がこだまする。それ以降、有名なデートスポットであったパラカバナ海岸は一転して、第一級の危険地域に指定された。


 みなさんはこの夏どこに行きましたでしょうか? こうも猛暑日が続くと海にでも行きたくなるものですね。私ですか? ハハッ! そんな相手がいるとでも?
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by ginseiseki | 2010-08-17 22:40 | PSU
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